デスクワークで悪化する首こり・肩こりの根本原因と予防法

2025/12/10

こんにちは、小田急小田原線新松田駅南口徒歩3分の松田町にある足柄上整体院です。

デスクワークが長時間続くと、首や肩に負担がかかり、慢性的なこりを引き起こすことがあります。これらの症状の根本原因は、姿勢の悪化や同じ姿勢を長時間続けることによるものです。整体では、個々の体の状態を詳しく分析し、一人ひとりに適した施術を提供します。悪化した首こりや肩こりを解消するには、まずその原因を特定し、日常生活やデスクワークの姿勢改善を図ることが重要です。

根本的な原因は、単なる「筋肉の疲れ」ではなく、「構造的な負担」と「酸欠」の悪循環にあります。

① 頭の重さによる「構造的な崩れ」

人間の頭は約5〜6kg（ボウリングの玉ほど）あります。

正しい姿勢: 背骨の上に頭が乗り、骨格で支えている。
デスクワーク姿勢: 頭が前に突き出し、首の後ろの筋肉だけで5kgを吊り下げている状態。
- 頭が数センチ前に出るだけで、首への負荷は2〜3倍（約15kg〜）に跳ね上がります（ストレートネック・スマホ首）。

② 筋肉の「酸欠状態」

動かないことで筋肉がポンプの役割を果たせなくなり、血流が滞ります。

酸素や栄養が届かず、老廃物が蓄積します。
この状態は筋肉にとって**「酸欠」**であり、これが痛みやコリの信号として脳に送られます。

③ 眼精疲労と自律神経の乱れ

目の酷使: ピント調節を担う目の筋肉は、首の後ろ（後頭下筋群）と連動しています。目が疲れると、自動的に首も硬くなります。
集中・ストレス: 交感神経が優位になり血管が収縮するため、さらに血流が悪化します。

デスクワークによる首・肩こりは本当につらいですよね。仕事への集中力を削ぐだけでなく、放っておくと頭痛や吐き気にもつながりかねません。

根本的な原因は、単なる「筋肉の疲れ」ではなく、「構造的な負担」と「酸欠」の悪循環にあります。

根本原因と、今日から実践できる具体的な予防法を整理しました。

1. なぜ悪化する？ 3つの根本原因

マッサージで一時的に良くなってもすぐぶり返すのは、以下の根本的な悪循環が断ち切れていないためです。

① 頭の重さによる「構造的な崩れ」

人間の頭は約5〜6kg（ボウリングの玉ほど）あります。

正しい姿勢: 背骨の上に頭が乗り、骨格で支えている。
デスクワーク姿勢: 頭が前に突き出し、首の後ろの筋肉だけで5kgを吊り下げている状態。
- 頭が数センチ前に出るだけで、首への負荷は**2〜3倍（約15kg〜）**に跳ね上がります（ストレートネック・スマホ首）。

② 筋肉の「酸欠状態」

動かないことで筋肉がポンプの役割を果たせなくなり、血流が滞ります。

酸素や栄養が届かず、老廃物が蓄積します。
この状態は筋肉にとって**「酸欠」**であり、これが痛みやコリの信号として脳に送られます。

③ 眼精疲労と自律神経の乱れ

目の酷使: ピント調節を担う目の筋肉は、首の後ろ（後頭下筋群）と連動しています。目が疲れると、自動的に首も硬くなります。
集中・ストレス: 交感神経が優位になり血管が収縮するため、さらに血流が悪化します。

2. 環境を変える：人間工学アプローチ

根性で姿勢を正すのは限界があります。「勝手に良い姿勢になる環境」を作りましょう。

見直すポイント	具体的な対策
モニターの高さ	目線の高さとモニターの上端を合わせる。ノートPCならスタンドを使い、外付けキーボードを使うのがベスト。
椅子の高さ	足の裏が床にべったりつく高さ。足が浮くと腰・背中が丸まりやすくなる。
肘（ひじ）の位置	肘が90度で机やアームレストに乗っているか。腕の重さを机に預けないと、肩が常に腕を吊り上げることになります。